以前、会社を退職したあと、かなり髪の毛が抜け落ちたことがあります。朝起きると、枕もとに髪の毛が何十本も抜け落ちていました。そのような現象が10日以上続きました。時期的には、夏から秋にかけてでしたから、気分的にも胸にポッカリと穴が開いたような時を過ごしました。
それで、これはまずいと思い、ドラッグストアで、薄毛対策として育毛を促進させるヘアトニックを購入して、朝晩試しました。
さらに困ったことに、この頃は失業していた時期なので、日々の食生活は費用をかけないような簡易なもので済ませていたため、顏の皮膚もカサついていました。どんなふうに分かるかというと、手で顏をさすると、スベスベしていなくて、カサカサしている状態です。
育毛ヘアトニックの効果は、続けていると何となく改善したような気分になりましたが、本当に元に戻るわけではありませんでした。さらに、効果の強い商品は金額も高いのです。
その頃は、朝食は簡単なパンとインスタントコーヒーでしたが、自分でご飯を炊いて味噌汁を作り、納豆を必ず食べるようにしました。味噌汁の具には、白菜や大根、青菜などを入れて、自然野菜を積極的に食べるようにしました。
自分で作るのは、手間暇もかかるので大変でしたが、自己を改善したかったので続けました。さらに、体を動かすことも忘れずに行いました。
そして数カ月後、顏肌がスベスベしてきました。髪の毛は、そう簡単には増えませんでしたが、少し改善しました。お正月に「お餅」を食べたとき、顏がスベスベするようなものです。
つまり、食事療法というやり方で、肌のカサつきや毛髪が改善したのです。それも、自炊というありふれた方法でした。ただし当然の事ですが、個人差はあると思いますし、自然野菜などをどれだけ取るかにもよります。
毛髪対策として使用するシャンプーについては、なるべく刺激の少ないものを選びました。今までは、頭髪に対して洗浄力の強いシャンプーを使用していました。その方が使った後、髪の毛がサラサラになって爽快感があったからですが、この手のものは、なるべく使わないようにしました。
そもそも、髪の毛や皮膚の主成分はたんぱく質ですので、バランスのとれた食事が不可欠だと言えます。しかし、仕事で外食や弁当生活が多いと、食生活も偏ることになりますから、独身の人はなるべく自炊を、家族持ちの人は家庭料理を、バランスのとれたメニューにすることで、改善できます。
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