オリジナルなブログサイトを作ろうと考えるなら、ドメインもオリジナルにした方が独自性が高まります。SEOについても長期的にみればプラスだと言われていますが、それよりも世界でただひとつのオリジナルドメインによるサイト運営になるわけですから本気度が違ってきます。
そこで、さくらインターネットのさくらのレンタルサーバ ビジネスプロ

今回はドメインだけの説明ですが、サーバーも合わせてさくらのレンタルサーバ ビジネスプロ

さくらインターネットで独自ドメイン取得
まず、自分専用のドメインを設定しますが、なるべく覚えやすいネーミングが良いと思います。費用についてはドメインの種類によって異なります。取得費用はgTLDドメインの.com .org .net .info .bizであれば1年間で1886円(税込)です。(※2019年12月現在)
汎用型の.jpだと1年間で3989円(税込)になります。
ドメインの取得要件は、いずれも日本国内に住所をもつ個人、団体、組織が登録対象となります。ただし .bizは商用利用にのみ使用が可能なドメインとなります。
支払方法は、請求書による支払とクレジットカードによる引き落としがありますが、クレジットカードの方か便利です。決済も早いので、すぐにドメインの設定ができます。
ドメイン取得費用の支払いが完了すると、さくらインターネットのドメイン管理画面に、独自ドメインが表示されます。独自ドメインを取得したら、今度はBloggerで設定です。
Bloggerの設定
Bloggerの管理画面のダッシュボードから「設定」をクリック、「基本」の「公開」画面のブログのアドレスで、「ブログのサードバーディURLを設定」をクリックすると、下の図のように「サードバーディドメインの設定」という画面が表示されます。空白ボックスの中に「www」を頭に付けて取得したドメインを入力します。
入力すると「このドメインに対する権限を確認できませんでした。エラー12。」と出ますが気にせずに、その下の行に「ご利用のドメイン登録事業者のウェブサイトでDNS(ドメインネームシステム)設定を見つけ、次の2つのCNAMEを入力します。」と表示されますから、そこに注目します。
2つのCNAMEとは下の画面で「ghs.google.com」と「gv-○○○.googlehosted.com」と表示されているものを指しますが、さくらインターネットの場合は「gv-○○○.googlehosted.com」をCNAMEとして登録しようとすると、「ゾーン自体へのCNAMEレコードは設定できません。」と表示されます。
従って、他の方法でコードネームを入力する必要があります。
画面の解説で、「2つ目のCNAMEを入力する際に問題が発生した場合は、代わりにGoogle Search ConsoleのTXTレコードでこのドメインの所有権を確認することができます。」と表示されていますから、この方法を使います。
Google Search Consoleのリンクから入り設定すると、「以下の手順で、ドメインの所有者であることを Google に証明できる DNS(ドメイン ネーム システム)レコードを作成してください。」と表示され、TXTレコードが生成されますから、それを登録します。
google-site-verification=○○○○ という表示名です。
さくらドメインの設定
さくらインターネットの会員メニューからIDとパスワードを入力してログイン(認証)します。
メニューバーにある「契約情報」をクリックし、「契約ドメインの確認」をクリックします。
「契約ドメイン一覧」が表示されますから、画面下部にある「ドメインメニュー」というボタンをクリックします。
「管理ドメインとネームサーバーの一覧」という画面が表示されますから、「ドメイン名の管理」から「登録情報」にある「ゾーン編集」をクリックします。
そこで表示された画面で、Bloggerの管理画面で表示されたghs.google.com.と、Google Search Consoleで表示されたgoogle-site-verification=○○○の2つのコードを新規登録します。
まずエントリ名を「http://www」と入力し、種別を「CNAME」、値を「ghs.google.com.」、DNSチェックを「する」、TTLの設定には「チェックを入れない」で、「新規登録」をクリックし、管理画面左(下図にはありません)にある「データ送信」をクリックします。comの後につけるピリオドを忘れないようにしてください。下の画面ではcomの後にピリオドがありませんが、これは失敗例です。これで1つ目が設定できました。
入力画面です。
入力画面です。
もう1つはTXTレコードを設定します。
エントリ名をは入力せず、種別を「TXT」、値は「 google-site-verification=○○○」、DNSチェックを「する」、TTLの設定には「チェックを入れない」で「新規登録」をクリックし、管理画面左にある「データ送信」をクリックします。これで2つ目が完了しました。
ここからさらに独自ドメイン(example.com)を実際のサイト(www.example.com)にリンクさせることができますから、これも設定しておきます。もしこの手順を省略すると、「www」を指定しなかった訪問ユーザーにはエラーページが表示されることになります。
下記のIPアドレスを「A」セクションに入力します。4 つの異なる Google IP にリンクさせるためです。
216.239.32.21
216.239.34.21
216.239.36.21
216.239.38.21
エントリ名を「@」、種別を「IPアドレス(A)」、値に「216.239.32.21」、DNSチェックを「する」、TTLの指定は「チェックを入れない」で入力します。
同じ方法で残りの3つのIPアドレスを入力していきます。
今度はBloggerの設定に移ります。
Bloggerで完了保存の設定
Bloggerの管理画面を開き、ダッシュボードから「設定」をクリック、「公開」画面のブログアドレスの「サードパーティードメインの設定」で、当サイトを例にすると、「freetimeslog.comをwww.freetimeslog.comにリダイレクトする。」にチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします。(※当サイトの場合)
これで独自ドメインの設定が完了しますが、アドレスが反映されているか確認をしておきます。Bloggerの上部にある「ブログを表示」をクリックしてみましょう。正確に設定ができていれば、すぐに自分のサイトが表示されるはずです。
さらに、設定した2つのアドレスで検索したときに表示されることも確認しておきましょう。
ブログが表示されない場合
ブログが表示されない原因として注意したいのが、さくらドメインの管理画面でCNAMEを入力するとき、ghs.google.com.と入力しました。実はこのアドレスのcomの最後にある点(ビリオド)を忘れると、ブログがいつまで経っても表示されません。
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