思いついたことを伝えたいブログ

2016/06/30

マンション販売会社への就職で失敗しない為に

不動産会社のイメージダウンにつながるような報道がされました。その内容とは、東京新宿区の従業員20人ほどのベンチャー系不動産会社が、営業成績によって始業前に腹筋を何百回もさせられたり、賃金の未払いやパワハラ被害を受けたというものです。


そして当時勤務していた24歳から30歳の元従業員9人が会社と経営者らに対し、計約3600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。会社では自費でセミナーに通わされたり、社長からの暴言・暴力などがあったそうです。

さらに、カラオケバーで肌着を破かれ、上半身裸にさせられたり、客との電話中に回し蹴りをされたりするなど、暴力・暴言が日常的に行われていたそうです。

この会社には労働契約書の交付がなく、投資用不動産を売った際の歩合についても基準が示されていなかったそうです。たぶんこの会社はワンルームマンションの販売会社ではないでしょうか。

この報道を見て感じたことは、なぜ入社時に雇用契約書の有無を聞かなかったのか、なぜ営業売上に対するインセンティブの事を聞かなかったのか、それが疑問に残ります。


経験則で言いますと、インセンティブを主体にしている会社ならば、この事ははっきりさせておかないと、自分で成果を出した時に泣き寝入りをすることになります。

聞かなかった理由としては、就職・転職が厳しく採用されたい一心であったため、聞けなかったと思われます。しかし、これは後々、自分自身が不幸な境遇にさらされます。不採用を恐れずに質問して会社を見極めたいものです。


   

なぜマンション販売会社はブラック化するのか 


マンション販売営業の魅力を挙げるなら、ファミリータイプならご家族のために良い住まいを提供できた、と満足しますし、ワンルームタイプなら、良い投資物件を紹介できた、と満足するでしょう。

しかし、マンション販売営業という仕事は楽ではありません。大手デベロッパーなら物件にも魅力がありますからモデルルームでカウンターセールスをしていてもお客さんがやってきますね。しかし中堅企業となるとそうは行きません。

会社によっては集客のためにチラシ配りや顧客名簿による電話営業、さらに飛び込み訪問などもセットで付いてきます。さらに営業担当者は、アパートやマンションに帰宅する時間を見計らって電話掛け(テレアポ)を行いますから、夜中の9時、10時になるのはザラなんです。(ワンルーム投資の場合は勤務先などに電話を掛けます)

それでも、不動産営業という仕事をする理由は、高額な給料と歩合(インセンティブ)でしょう。ただ稼ぎたいために、この仕事を選ぶ人は多いと思います。営業成績を上げて社内で昇格すれば固定給で40万円、50万円と上がって行きます。

しかし、販売するマンションも、いつまでもある訳ではありません。売りやすい物件もあれば売りにくい物件もありますから、そのような波があっても売り続けられる精神力がああるかどうかです。仕入れ物件によっては全く売れずに営業社員がまとめて退職することも良くある話です。

つまり、どんなマンションをどのようにして販売していくのかという戦略は、従業員や会社経営にとって、とても重要な事です。これを見誤れば、会社は立ち行かなくなります。

 ベンチャーは危険なのか 


働き易いマンション販売会社は、ほとんどありませんが、応募する前にその会社が過去にどんなマンションを販売してきたのか調べる事は重要です。それによって販売の良し悪しが分かります。つまりベンチャーですと実績がほとんど無い状態ですし、優良物件を扱う事も難しいでしょう。応募企業のホームペイジを見て自分に販売できるのかを見極める事が大事です。

会社選びで失敗しないために面接で聞く事 


営業職ですし、顧客商売ですから夜遅くなることもあるでしょう。ただ、会社での日常の帰宅時間や休日の有無、さらに日曜日にアポイントを取って出社した場合の振り替え休日については聞いておくべきです。

インセンティブの質問をしたときに、面接担当者が「物件によって違うから今はっきりした事は言えない」と答える事があります。そんな時は、例えば「3000万円を売り上げた場合だとどうなりますか」などと質問します。細かい質問かも知れませんが、こちらも真剣なんだという意思表示でもあります。気にせずどんどん質問しましょう。もちろん福利厚生や雇用契約書の有無なども。

「細かい質問をしたら不採用になるからしない」という考え方では失敗します。ある程度、実績のある会社なら分かりますが、設立して数年の会社であれば、なおさら聞いておくべきでしょう。



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