財産分与となりますと、高橋ジョージさんが三船さんに現金で支払えれば簡単に済む話ですが、もしそれが出来ない場合には、成城の自宅を売却することになります。
成城とはどんなところ?
成城地区は都内でも高級住宅地の一つとされ、一丁目から九丁目まであります。芸能人や著名人も住んでいます。特に駅の北側には街中に桜並木があるので、春にはきれいな街並みを見ることが出来ます。
成城憲章
成城には街づくり協定として「成城憲章」というものがあります。これは成城地区の環境と暮らし、街並みを守るもので、宅地の細分化が出来ないようになっています。平成28年現在では、最低敷地面積は250㎡となっています。
但し、相続時等で成城地区区民が所有する敷地を売却する等、やむおえず細分化する場合は125㎡を確保することとなっています。
成城地区の土地相場
リーマンショック直後は成城と言えどもあちこちで空き地がありました。とても高級住宅地というイメージはありませんでした。しかし、その後の景気回復で少しづつ、空き地に家が建ち並びました。
土地相場はリーマンショック直後でも、小田急線の「成城学園前駅」から徒歩圏であれば、坪200万円はしていました。立地が角地であったり、前面道路が6mであれば、坪230万円から250万円が相場でした。だからと言って、すぐに売れている訳ではありません。土地だけで1億円相当にもなりますからね。
余談ですが、成城九丁目あたりでは、坪170万円から180万円が相場です。駅から遠いですから当然なんです。
「高橋・三船」自宅
ところで、この自宅というのは、2008年に約150㎡(45坪)の土地を購入し、3階建ての新居を建設しました。その後、2013年に隣接する約160㎡(48坪)の土地を購入し、こちらの方は三船さんの母親の住居を建設しました。
報道によると、地元の不動産屋の話では、合わせて310㎡(93坪)もあり、建物も新しいので3億円くらいはつくとの事です。登記簿では、夫婦の自宅の持ち分は高橋さんと三船さんが半分ずつだそうです。
三船さんのお母さんの家の権利は、高橋さんと三船さんとお母さんが3分の1ずつ持っていますから、この豪邸は半分以上が三船さんとお母さんの持ち物ということになります。
売却は簡単にいかない
この3階建ての自宅には、高橋ジョージさんがこだわって作った音楽スタジオがあり、相当の金額をつぎ込んでいるそうで、本人も、そう簡単には手放したくないと思われます。
であれば3人共有名義の片方の家だけ売却するという方法もありそうですが、この二つの建物は、かなり接近しているため、どちらかをセットバックしないと売れないような状況のようです。
いずれにしても、この特殊な構造の建物を購入したいという人が現れるのかがポイントです。
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