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2016/09/06

面接で血液型を聞いてはいけない?入社後の戸籍謄本も不要!

就職や転職活動の中で、面接官から仕事とは関係ない質問をされることがあります。その代表的な質問として「血液型」や「出身地・本籍」があるのですが、なぜこのような質問をしてくるのでしょうか。

面接官としては、就職希望者がどんな人間なのか知りたいがために、興味本位で聞いているのではないかと思います。

もう少し詳しく調べてみると、採用選考時における個人情報の取り扱いについては、厚労省から以下のような指針が出されています。



   

求職者等の個人情報の取り扱い

指針(平成11年労働省告示第141号)

1.個人情報の収集、保管及び運用
(1)職業紹介事業者等(労働者の募集を行う者も含まれる)は、その業務の目的の範囲内で求職者等の個人情報を収集することとし、次に掲げる個人情報を収集してはならない。ただし、特別な職業上の必要性が存在すること、その他業務の目的の達成に必要不可欠であって、収集目的を示して本人から収集する場合はこの限りでない。


イ.人種、民族、社会的身分、門地、本籍、出生地、その他社会的差別の原因となるおそれのある事項(家族の職業、収入、本人の資産状況、容姿、スリーサイズなど)


ロ.思想、信条(人生観、生活信条、支持政党、購読新聞・雑誌、愛読書)


ハ.労働組合への加入状況(労働運動、学生運動、消費者運動、その他社会運動)

面接での出来事

以前、転職希望会社に問い合わせたことがあったのですが、その時、電話口で今までの転職歴をすべて話せと言われました。ついでに応募の際には健康診断書も必要だという事でした。常識のある会社ならば、まず履歴書・職務経歴書による書類選考から始まり、健康面についてはヒアリングに留め、入社時に必要書類を一式揃えるのが普通です。

また、他の会社で面接の時、血液型を聞かれ、さらに「ネットであなたの住居を見ました」と言われましたね。びっくりしましたが、いったい何がしたいのか不可思議でした。


面接官と同郷なら採用する、なんていうのもありましたね。

戸籍謄本は提出不要

実は、採用が決まり、入社時に提出する書類の中にも、なぜこんなものが必要なのか疑問に思うことがあります。それは「戸籍謄本」です。ある会社で実際に提出を要求されましたが、断りました。その時に見せたものが厚労省が発行されている冊子で、その中の下記の文面です。これを総務部に提出して不要にしてもらいました。

採用後に提出する書類

戸籍謄(抄)本を求めて本籍を把握することなどについては通常、合理的な必要性があるとは考えられない。労働基準法施行規則第53条第1項規定される労働者名簿の記入事項についても「本籍」が削除されている。(平成941日より)

合理性が認められるとしても、例えば本籍欄を含む「住民票」ではなく、「住民票記載事項証明書」などを提出させることで足りると考えられる。

職業安定法では、個人情報の収集は、本人から直接または本人の同意の下で収集することが原則であり、違反したときは、職業安定法に基づく改善命令を発出する場合があり、改善命令に違反した場合は罰則として6カ月以下の懲役又は30万円否の罰金が科せられる場合がある。


多くの会社には、このような法律と意識が希薄なところはまだまだありますから、主張すべきところはしっかりと主張して、よりよい労働環境を目指したいところです。

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