ところが、宮川選手にパワハラを告発された日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)もすごいんだそうです。
「週刊文春」によると、ある元女子選手は80年代、練習中に失敗すると千恵子氏から「やる気あんのか!」と平手で顔面を何度も殴られ、逃げようとするとさらに叩かれることもあったと告白。体重が目標値をオーバーしていると、前から腹を蹴られたことも明かしたそうです。
さらに、87年の世界選手権で信田美帆選手が跳馬に失敗して1回目に頭を強打し、2回目も頭頂部から落下。信田選手は千恵子氏から「目を覚ませ!」と、平手で何度も殴打され、目にした海外選手は「日本はどうかしている」と、まさにドン引きだったというのです。
体操にもプロレスのような「気合一発!」が必要なんですかね。体操選手というのは、小柄で軽量の人が多いですから、あんまり引っ叩くと、鼓膜が破れたり、脳に障害を患いますから、やらない方が良いと思います。
こんな状況を見かねたのか、朝日生命体操クラブの経営母体である朝日生命にはクレームが殺到しているそうです。コールセンターには苦情の電話が通常の1~2割増え、保険の解約希望者も続出しているというのです。
塚原体操センターが入る朝日生命久我山体育館の所有者は朝日生命(新宿区西新宿)で、塚原夫妻は毎月使用料を払っているそうですが、今後の展開はどうなるのでしょうか。
体育会系の人は単細胞になる?
体育会系の人が会社の上司になると、どうなるのでしょうか。
実は、私の以前の上司が体育会系(体育大学)の出身で、マラソンとか長距離走をしていました。確かに体力には自信がある人で、行動力は一般の人以上でした。でも、管理職になって部下を指導する立場になると、とにかく精神論が多く、通り一辺倒な指示が多いので困っていました。その指導方法は「知的」とか「計画性」、「戦略」といった印象はなく、早い話が「単細胞」そのものでした。そして、売上が悪いと社員をど突いてました。全くひどいもんでした。
朝日生命保険に加入する人はどんな人?
今回の体操業界の問題で、朝日生命という会社が出てきました。生命保険会社の資産ランキングでは、かなり下位ですが、なぜ朝日生命保険に加入するのか分かりませんでした。つまり私たちが知る保険会社からすると、マイナーなんです。たぶん、知人の紹介などでついでに加入した程度だと思います。
朝日生命久我山体育館の土地価格
それでは恒例の不動産価格について調べてみました。朝日生命久我山体育館は東京都世田谷区北烏山5丁目にあります。ずいぶん駅から離れたところにありますね。でも、なぜ”北烏山体育館”と名付けなかったのでしょうか。地域的なイメージを優先させたのかも知れませんね。
これは新築分譲マンションに名前を付ける時と同じで、住所名とは異なる名前を付けることがあるのです。理由は、売れ行きを良くするために、少しでもブランドイメージが良いものをネーミングします。
久我山体育館の敷地をGoogleMapで面積を計測すると、およそ6,000㎡(1,800坪)あります。平成30年度の路線価は坪92万円ですから、取引相場は1.5倍の坪138万円相当となります。但し、土地が広いので、広大地補正を行うこともあります。
1,800坪×138万円=24億8,400万円となります。
余談ですが、この土地は昭和20年代にあるところから朝日生命に譲渡されているのです。いったいどこから譲渡されたのでしょうか。
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